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「スプリングバレーブルワリー東京」がリニューアル、さらに美味しく楽しい今までに無いクラフトビール体験を!

1994年の酒税法改正によってビールの醸造免許の取得が可能となり、全国各地に「地ビール」が誕生した。そしていわゆる「クラフトビールブーム」が起きた。「ブーム」が起こることは当たり前だが、同時に「ブーム」は去ることも当然だ。これは昨今の「食パン」や「ジン」をみても同じだ。しかし、ブームが去ってくれたおかげで「本物」は生き残って、さらに成長するというのも真実なのだと思う。


2013年東横線の渋谷・代官山間の地下化がスタートし、その2年後の2015年、線路跡地に「スプリングバレーブルワリー東京(以後:SVB東京)」が誕生した。当時はブームがあったとはいえ消費者の大部分とってはまだ「とりあえずビール」であり「クラフトビールより普通のビールでいいや」が一般的なビールへの反応だったと思う。
「クラフトビール」を売るがために「特別感」をだすと一般ユーザーは「敷居が高く、敬遠する(これビールだけじゃなくても過去「ワイン」や「日本酒」でも同じ失敗をしている)」。ただ、2015年オープンした当初のSVB東京を訪れたことがあるが、代官山というオシャレスポットに天井高な開放的なゴージャスな店舗。店内に入ってもウンチク型ではなく、感覚体験型、何種類ものクラフトビールを常に造って、飲み比べが楽しい「クラフトビール・ビギナー」に優しい店舗、あと、客層がオシャレな若いビジネスピープル多いという印象だった。
そしていま、巷には「ビール」を中心とした「バー」や「ブルワリー併設店舗」は当たり前の風景のように増えてきている。そこに2015年のオープンから初めて大幅なリニューアルを敢行して5月30日に新生「SVB東京」が御披露目となる。

クラフトビールを飲んだことの無いあなたにこそオススメなお店「SVB東京」

「SVB東京」によるとクラフトビール市場は伸長傾向にはあるが、まだまだ飲用経験がないという消費者の割合が多いという。そこで、今回のリニューアルでは「ENJOY! CRAFT」をコンセプトにビール好きにはもちろんだけれど、まだクラフトビールを飲んだことの無い人にも楽しめるお店へとさらに進化させたようだ。

1階は感覚的に楽しむビアバル

1階はビールの色の違いが楽しめる「ウォールタップ」や、アラカルト中心のフードメニューとなっている。もちろんペアリングもちゃんと考えられていて、ビギナー向けにクラフトビールを体験出来る仕様に工夫されている。

全幅6mの大型LEDスクリーンによる空間演出。液色が見える演出されたウォールタップは圧巻。アラカルトは600円~2,500円までペアリングを考えた多彩多様なメニューが用意されている。

2階はクラフトビールとのペアリングコースが楽しめるビアレストラン

ビアコーディネーターの資格を持つスタッフがサーブする、日本ではまだ珍しい完全予約制のペアリングコースを提供。コアユーザーにも満足してもらえるクラフトビールの奥深い魅力を体験できるビアレストランだ。そのコースには、専用のペアリングカウンターだけで提供されるSVB東京限定醸造ビールも必飲だろう。

画像手前がペアリングコース専用カウンター、奥がパーティスペース
ペアリングカウンターコース(ペアリングコース専用カウンター利用)
15,000円 全7品目と10種のクラフトビールをビアコーディネーターの資格を持つスタッフがサーブするペアリングコース。
SVBレコメンドコース(パーティスペース利用)
7,000円、8,500円、10,000円の3コース。全8品と8種のクラフトビールのフリードリンク制

明確な世界観で1階と2階のフロアを分け、それぞれの世界観のなかでクラフトビールの美味しさ、その真髄を味わえる。
「クラフトビール」は癖があって自分には合わないと思っている方がいるなら、ぜひ、一度ここ「スプリングバレーブルワリー東京」でENJOYしてみてはいかがだろう。あなたのクラフトビール観が変わりますよ!

スプリングバレーブルワリー東京
住所:東京都渋谷区代官山13-1 ログロード代官山
営業時間:11:00~23:00(月曜日~土曜日)
     11:00~22:00(日曜日・祝日)
     ※テラス席は~21:00
TEL:03-6416-4960

https://www.springvalleybrewery.jp/pub/tokyo

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山田_yamada 靖_yasushi

Why not?マガジン編集長。長くオールドメディアで編集を担当して得たものをデジタルメディアで形造りたい。座右の銘は「立って半畳、寝て一畳」。猫馬鹿。年一でインドネシア・バリのバカンスはもはやルーティン。

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