ワインに合う簡単レシピ Vol.13 桜海老とアスパラの初夏アヒージョ
レシピ・写真/澤田美奈
旬の食材をぐつぐつとオイルで煮て旨味を引き出すアヒージョは、
季節を問わず、ワインのアテにもってこいの一品である。
食材の旨味が溶け出したオイルをバゲットにしみこませ、
旬の具材もたっぷりのせて、ガブリ。
今回選んだワインは
洋梨や白い花やはちみつを思わせる豊かな香りと優しい甘みの中に
果皮由来のシッカリとした旨味を感じさせる、
山梨のシャトーマルス デラウェア オランジュ。
爽やかな甘みとフレッシュな酸味が、アヒージョのオイルを心地よく流し、
長い余韻が口の中でじんわり広がっていく悦びに、思わず口角がゆるむ。
爽やかなこの季節にぴったりと組み合わせ。
ディナーのみならず、ブランチにも楽しみたいペアリングだ。
マルス山梨ワイナリー 本坊酒造/シャトーマルス デラウェア オランジュ (オレンジ)
日本/山梨
品種/デラウェア
材料(2人分)
グリーンアスパラ3本、
プチトマト4個、
新じゃが2個。
A{釜揚げ桜えび30g、塩麹大さじ1、ブラックペッパー粒大さじ1、にんにく1片、アンチョビ20g、赤唐辛子2本、ローリエ1枚、オリーブオイル200cc、白ワイン大さじ1}
塩・バゲット適宜
作り方
1 アスパラは、根本1㎝を切り落とし、下1/3をピーラーで皮をむき、4等分に切る。プチトマトはヘタをとる。新じゃがは洗って皮ごと小さめの乱切りにする。にんにくは潰し、アンチョビは細かく刻む。
2 鍋にAと新じゃがを入れて火にかけ、5分ほど煮る。
3 アスパラを入れて2分たったところで、プチトマトを入れる。
4 プチトマトが温まったら火を止め、塩を加えて調味し、バゲットを添える。