ワインに合う簡単レシピ Vol.40 白身魚と春野菜のワイン蒸し 実山椒風味
野菜売り場に春野菜が充実し、どんどんカラフルになってきて
嬉しくなる季節ですね!
春の野菜のフレッシュなジューシィさや
ほのかな苦み、えぐみ、香りは旬の時期に堪能しておきたいものです。
それに合うワインは………と考えた時真っ先に浮かんだのが
こちらのオーストリアのグリューナー・ヴェルトリーナーのワイン。
オーストリアの土着品種であるグリューナー・ヴェルトリーナーは
柑橘系果実のアロマと白胡椒の優しいスパイシーさ、
口に含むと印象的な清涼感と主張しすぎない酸味が和食にも合わせやすく、
普段から手に取ることが多い品種です。
オーストリアのワインはエチケットもシンプルかつモダン、
センスの良いものが多いのも、つい選んでしまう理由のひとつ♪
さて、お料理ですが
春野菜と白身魚を白ワインとオリーブオイルでさっと蒸し、
実山椒の青いニュアンスを加えた和×イタリアンな一品をご紹介します。
ワインの上品なミネラル感とすっきりした果実味が
いろいろな野菜とお魚の旨味が溶けあった味わいに良く合うんですよ!
お箸でいただいても違和感なく、日本の普段の食卓にもなじみますので
ぜひ作ってみてくださいね。
フーグル・ヴィンマー
グリューナー・フェルトリーナー クラシック 2022
オーストリア/ヴァインフィアテルDAC
品種/グリューナー・ヴェルトリーナー
参考価格/1,780円
材料(2人分)
白身魚切り身(鱈、鯛など) 2切れ
塩 小さじ1/4
白胡椒 適量
白ワイン 60ml
オリーブオイル 大さじ3
にんにく(潰す) 1片
ベーコン(短冊切り) 30g
新玉ねぎ(スライス) 1/4
春キャベツ(ちぎる) 150g
アスパラガス 4本
グリーンピース(茹でたもの) 40g
タイムの枝 2本
実山椒(塩漬けや塩茹で) 小さじ1
レモン(くし切り) 2個
作り方
①白身魚に塩胡椒を振り、出た水分はふき取る。
②新玉ねぎはスライス、ベーコンは短冊切りに。茎の固いところと皮を取ったアスパラガスと春キャベツは食べやすい大きさに切る。にんにくはつぶす。
③フライパンににんにくとオリーブオイル大さじ1を入れ弱火にかける。香りが出てきたら①の白身魚を入れ表裏を焼き取り出す。
④油をさっとふき取り新しいオリーブオイル大さじ1を入れ、すべての野菜とベーコンを入れさっと炒める。
⑤野菜全体に油がまわったら白身魚を埋め込むように入れ、グリーンピースを散らしタイムを乗せ、実山椒を振りかける。白ワインをまわしかけ、蓋をして火を強め沸騰させ蒸し焼きにする。
⑥野菜に火が通っていたら最後にオリーブオイル大さじ1をまわしかける。うつわに盛り、レモンを添える。