お酒を自由に楽しみ、セレンディピティな出会いを

FOOD&RECIPE

ワインに合う簡単レシピVol.46 「海老のスパイシーソテー サルサ添え」にはラングドックのオレンジワイン

ワインに合う簡単レシピ Vol.37 「海老のスパイシーソテー サルサ添え」
レシピ・写真/いこまゆきこ

7月に入り全国的に暑い日が続いています。
食欲も落ちがちになりますが、しっかり食べないと夏バテの原因に。
こんな時にぴったりなのがスパイシーフード!

今回は海老にクミンやコリアンダーなどのスパイスをきかせ、青唐辛子入りのメキシコ風のサルサを添えました。

スパイシーなお料理に合わせたワインは、フランス・ラングドック地方のオレンジワイン「Les Jamelles Vin Orange 2022」
ブドウ品種は、グルナッシュ・ブラン、ヴィオニエ、ミュスカ、シュナン・ブラン、ゲヴェルツトラミネール。
くすんだオレンジ色、柑橘や花、紅茶の香り、若い桃や杏やライチのような甘い香りも感じます。甘みはほとんどなく、しっかりとした酸、少しの苦み、胡椒のようなスパイス感も。
海老を口に入れると、ぱっとスパイス、続いてぷりぷりジューシーな海老の甘みが広がります。フレッシュなトマト、玉ねぎ、パクチー、青唐辛子が入ったサルサを一緒にいただくと、つかの間のバカンス気分♪
オレンジワインのスパイスのニュアンスとも引き立て合います。

火を使うのは、海老をさっと焼く時だけ。キッチンで大汗かかずに作ることがますよ。
どうぞお試しください。

レ・ジャメル オレンジ 2022/バデ・クレモン (Les Jamelles Orange 2022/Badet Clément)
生産国:フランス/ラングドック・ルーション
品種:グルナッシュ・ブラン57%、ヴィオニエ34%、ミュスカ4%、ゲヴュルツトラミネール2%、シュナン3%
※比率はヴィンテージによって変更される可能があります。

参考価格:1,900円(税別)

海老のスパイシーソテー サルサ添え

海老 4尾
 海老用調味料
 塩  小さじ1/4
 黒胡椒  小さじ1/4
 クミンシード  小さじ1/4
 タイム  小さじ1/4
 コリアンダー  小さじ1/8
 カイエンヌペッパー 小さじ1/8
オレンジワイン 小さじ2→入れなくても可、白ワインでもOK

サルサ
 ミニトマト 4個
 玉ねぎみじん切り 25g
 パクチー      1本
 ライム果汁    小さじ1→なければレモン果汁
 オリーブオイル  小さじ2
 塩 小さじ1/4
青唐辛子 少々

作り方
①サルサをまず作ります。ミニトマトは8つに切る。パクチーは飾り用にはを少し残してみじん切り。トマト、玉ねぎ、パクチー、青唐辛子、ライム果汁、オリーブオイル、塩を混ぜる。


②海老は殻をむき、塩(分量外)を加えもみ洗う。水分をよくとり、背に包丁を入れ、背わたを取理、尾を切る。


③フライパンにオリーブオイル(分量外)とクミンシードを入れ、弱火にかける。香りが立ってきたら、海老とその他の調味料を入れ、両面を焼き、ワインを入れる。エビに火が通ればOK。


  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
いこまゆきこ

いこまゆきこ お料理教室主宰 料理家 大学卒業後、企業で広報業務を担当。退職後、辻調理師専門学校エコール辻にて日本料理を専攻。 料理研究家や料理教室のアシスタントを経て、2002年に「いこまゆきこ お料理教室」をスタート。 関西の優しい味をベースに素材を生かしたレシピが人気。 企業へのレシピ提供、イベント・外部講師、食文化に関する執筆も行う。 日本発酵文化協会の上級認定講師を10年つとめ、発酵や発酵食品全般に造詣が深い。 食材の産地を生徒さんと共に訪ねるツアーや全国の発酵蔵巡り、生産者との交流など、都会と地方をつなぐ活動にも注力している。 お酒が好きなことから、多くのワイナリー・酒蔵を訪問している。 ワインや日本酒、焼酎と料理のペアリングの提案も。 発酵マイスター、発酵プロフェッショナル、漢方スタイリスト、 SAKE DIPLOMA、SAKE EXPERT 著書「おうちで喜ばれる にほんのおかず」(SBクリエイティブ)

  1. ワインに合う簡単レシピVol.47 「鯛とパイナップルのカルパッチョ」にはトロピカルな白ワイン

  2. ワインに合う簡単レシピVol.46 「海老のスパイシーソテー サルサ添え」にはラングドックのオレンジワイン

  3. ワインに合う簡単レシピVol.37 「八朔(ハッサク)を使った一品」にはボルドーのオレンジワイン

RELATED

PAGE TOP