ワインに合う簡単レシピ Vol.50 「シャインマスカットとピスタチオのカナッペ 生ハム添え」
写真・レシピ/河井あゆみ
9月に入っても暑さはひかず、でも食材や気分は秋の風情…
何を食べ、飲むか悩ましいところですね。
加えて夏の疲れも感じるこの時期、火を使わない簡単おつまみでアペロはいかが?
そのまま食べても美味しいシャインマスカットは
ひと手間かけてクリームチーズとピスタチオダイスを乗せたら
シャインマスカットのジューシイな果実味や酸味、
クリームチーズのふくよかさ、ピスタチオ独特の青いナッティさが口中でまろやかに混じりあい、それはもう………ワインを呼びます。
生ハムを少し添えて交互にいただくことで甘辛のバランスが更によくなり、
ひとつもう一つとこのコロコロに手が伸びるのです。
この日合わせたのは、紙に包まれたボトルがおしゃれなこちらの1本。
北イタリア生まれのピノ・グリージョ。
黒ブドウのピノ・ノワールの突然変異で生まれ、
果皮の色が灰色またはピンクがかっているのが特徴のピノ・グリージョは
酸味やミネラル感のバランスがよく、
フルーツやチーズはもちろん、魚介やシャルキュトリの旨味とボリューム感にも寄り添うので普段から手に取ることが多い品種です。
このワインの柑橘や青りんごを思わせる優しい酸味と鼻に抜けるフルーティな香りは
シャインマスカットそのもののようで、
ワイン→コロコロ→ワイン→コロコロ
のループが止まりませんでした!
作るのも楽しいこのおつまみ、気軽なアペロのお供にいかがですか?
カーサ・ヴィニコラ ボッター カルロ & SPA
バルーン ホワイト ピノ グリージョ オーガニック 2021
イタリア/ヴェネト州
品種/ピノ・グリージョ
参考価格/1,800円
材料(2人分)
シャインマスカット 6粒
クリームチーズ 約40g
ピスタチオ(砕く) 約20g
生ハム 約20g
ディル 1枝
ライム(くし切り) 1/4個
作り方
① シャインマスカットは縦半分に切り、ピスタチオは包丁で刻む(細かいところと粗いところがあるように)。
② シャインマスカットの切り口の水分を軽くふき取り、クリームチーズをこんもりと塗る(1個につき3~4g)。
③ ②のクリームチーズの面を刻んだピスタチオに押し付ける。しっかりとピスタチオが付いたら軽く形を整える。
③ ②のクリームチーズの面を刻んだピスタチオに押し付ける。しっかりとピスタチオが付いたら軽く形を整える。
④ 器に生ハムをちぎって散らし、③を上に乗せる。ディルの葉を散らしライムのくし切りを添える。