ワインに合う簡単レシピ Vol.52
チキンとスダチのトマト煮込み
レシピ・写真/山本侑貴子
厳しい残暑が続いていましたが、
朝夕は肌寒さが増し,本格的な秋の到来です。
今回ご紹介するのは、チキンとスダチのトマト煮込み。
チキンのトマト煮込みはスタンダードな料理ではありますが、秋の味覚である舞茸とスダチが加わることにより、また一味違った美味しさに仕上がります。爽やかな果汁が溶け込んだソースと皮の苦味がやみつきになること間違いなしです
この料理にはシチリアの土着品種 ネロ・ダヴォラを100%使用した赤ワインと合わせました。
ブドウを陰干しして、水分をある程度飛ばして醸造を行うアパッシメントという製法を行っていることでエレガントで深みのあるフルーティーなワインに仕上がります。タンニンも、とてもなめらか。
コルパッソ
ネロ ダヴォラ バレルセレクション アパッシメント 2022
イタリア/プーリア
品種/ネロ ダヴォラ100%
参考価格/1,980円
農薬をほとんど使わず、ナチュラルなワイン造り、
また、醸造過程において動物由来の成分を一切使わず、
時間と手間をかけ、「ヴィーガン認証」を取得したワインです。
煮込んだトマトの甘味や柑橘の酸味がネロ・ダーヴォラのジューシーな果実味と心地よく馴染みます。
材料(2人分)
鶏もも肉 大 1枚
椎茸 2枚
舞茸 1パック
玉ねぎ 1/2 個
スダチ 2個
ホールトマト水煮(缶詰) 200g
赤ワイン 50cc
鶏がらスープの素 小さじ2
ローリエ
塩、 胡椒、 適量
オリーブオイル 大さじ2
(あれば盛り付け用のハーブ)今回はイタリアンパセリ
①鶏もも肉は塩をふってしばらくおき、余分な水分を取り除き食べやすい大きさにカット。
椎茸、舞茸も食べやすい大きさにしておく。
玉ねぎは千切りに。ニンニクは、荒ミジンに、酢橘は輪切りにしてタネを取り除く
② フライパンにオリーブオイルをしき、鶏もも肉を皮目から両面焼く。一旦取り出す。
③ ②のフライパンに、玉ねぎ、ニンニクを入れてしんなりするまで炒めたら、椎茸、舞茸を入れて炒める。
④2の鶏肉をフライパンに戻し赤ワインを入れてアルコールがが飛ぶまで炒めたら、ホールトマトを入れてしばらく炒め、鶏がらスープの素、水適量、ローリエを入れて、しばらく炒め、最後に輪切りにした酢橘を入れて軽く煮込みむ。
⑤器に盛り、 イタリアンパセリをトッピングして完成