お酒を自由に楽しみ、セレンディピティな出会いを

SPIRITS & LIQUEUR

「イーガンズ ボンダーズブレンド」を4 月より新発売! 御披露目には魔裟斗さんも登場

文/山田 靖
3月18日、東京・表参道でアイリッシュウイスキーブランド、「イーガンズ」の新作発表会がマスターボンダーのルパート・イーガンさんと元格闘家の魔裟斗さんも参加して開催された。
イーガンズは、170年の歴史を持つ、アイルランド中部の街、タラモア発のプレミアム・ウイスキーブランド。かつてはアイルランドの高級ウイスキーの代名詞だったが一度はその歴史に幕を下ろしたものの、2013年に復活すると国際的なスピリッツの大会で多数の賞に輝くなど、今注目のプレミアム・ウイスキーブランドだ。

かつてのアイルランドの蒸留所は原酒製造のみを行い、ウイスキーの味は“ボンダー”の力量によって決まっていたという。ボンダーは自分の樽を持って自分が見込んだ蒸溜所に行き、原酒を詰めて持ち帰り、自ら熟成とブレンドをして、理想の味に仕上げウイスキーを造り上げていく。ウイスキー最盛期のアイルランドではあらゆる町にボンダーが存在し、それゆえ地域ごとのスタイルや味わいが生まれていた。そして、現代においてもイーガンズ・ウイスキーは「ボンダー」であり続けることにこだわりと誇りを持つ、イーガンズの矜持そのものなのだ。ボンダーとしてのイーガンズ・ウイスキーの強みは、長年培われたアイルランド各地の蒸留所との深い絆がある。また優れた蒸留所から優れた原酒を入手することに満足するのではなく、蒸留所と共に、イーガンズが求める味わいの原酒をカスタマイズすることも行っているという。また、イーガンズ・ウイスキーは今でもイーガン家によってウイスキー作りを行う数少ないインディペンデントブランドであることも理想を追求し続けることの強みになっている。現在は6代目であるルパート・イーガンがマスターボンダーを務め、自ら原酒のセレクト、ブレンドにも携わり、妥協のない商品作りを行っている。
今回の御披露目ではそのルパート・イーガンさんが来日して、「イーガンズ ボンダーズブレンド」のプレゼンテーションをしてくれた。

マスター・ボンダーでありイーガン家6代目ルパート・ボンダーさん
※ボンダー:蒸留所から原酒を仕入れ、ブレンドし、樽を選び詰め熟成させて、瓶詰めまでの一連の仕事を行う、アイリッシュウイスキー業界特有の職業。

新商品お披露目に、魔裟斗さんがスペシャルゲストとして登場トークショーも開催


今回の御披露目では元キックボクサー、タレント、俳優、スポーツ解説者、日本人初のK-1 WORLD MAX世界王者。K-1 WORLD MAX 2003・2008世界王者の魔裟斗さんも登場。実は6代目ルパート・イーガンさんが魔裟斗さんの大ファンでもあり、今回のイーガンズと魔裟斗さんのタッグが生まれたようだ。その魔裟斗さんは自身のyoutubeチャンネルでお酒をテーマにした企画も多いウイスキーファンでもある。魔裟斗さんは試飲して「フルーティで飲みやすい」と最初の感想。「ストレート、ロック、水割り」と一通り試飲が終わると「ウイスキーに馴染みが無いひとも、最初に飲んでみるのにこのイーガンズはオススメ」とも。
ちなみに6代目ルパート・イーガンさんおオススメの飲み方は「ハイボール(ウイスキー&ソーダ)」とのこと。ぜひお試しあれ。

イーガンズ ボンダーブレンド

今回発売される「イーガンズ ボンダーズブレンド」はファーストフィルバーボン樽、オーク新樽、ピノー・デ・シャラント樽、ペドロヒネメス樽で原酒を熟成。香りは複雑だけれど華やかさはあるが味わいはクセも無く、「ストレート」「ロック」「水割り」とどの飲み方でも美味しい。また、食中酒としても合うフードフレンドリーさもある。

原産国/アイルランド
アルコール度数/40度
希望小売価格/4,000円(税別)
発売日/2024年4月1日

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
山田_yamada 靖_yasushi

Why not?マガジン編集長。長くオールドメディアで編集を担当して得たものをデジタルメディアで形造りたい。座右の銘は「立って半畳、寝て一畳」。猫馬鹿。年一でインドネシア・バリのバカンスはもはやルーティン。

  1. サントリーの《ものづくり》へのこだわり、そのものを体現した「登美の丘ワイナリー」ワインのラインナップ

  2. 大阪 マルシェ・ド・シャンパーニュ2024は10月6日に開催 5名様ご招待!

  3. イタリアの銘醸ワイン「オルネッライア」の2024年収穫報告が届きました

RELATED

PAGE TOP