文・写真/島 悠里
Attended a press lunch with Tarapaca, a premium Chilean winery at Wolgang’s Steakhouse Marunouchi.
今回ご紹介するのは、チリのクオリティワインのブランド、「タラパカ(Tarapaca)」(輸入元:ピーロート・ジャパン)。今年150周年を迎える老舗のワイナリーです。
生産者が来日して一緒に試飲したのですが、中でも特に印象に残ったものを2つご紹介します。会場は、熟成牛のステーキや新鮮なシーフードが美味しい、ウルフギャング・ステーキハウスの丸の内店https://wolfgangssteakhouse.jp/marunouchi/
まず、シャルドネの白ワイン「Tarapaca Gran Reserva Red Label Chardonnay」(3,190円)※最初の画像いちばん右。冷涼なアコンカグア・ヴァレーで育つシャルドネは、もぎたての柑橘を絞ったようなフレッシュな果実と、透明感のある酸、そしてワインに溶け込んだ 樽のニュアンスがあり、バランス良いワイン。ロブスターと合わせましたが、肉厚な食感と、ワインの少しクリーミーな口当たりが相性バッチリでした。レモンを少し絞ると、ワインのフレッシュさが際立ちました。
次に、チリといえば試してほしいのが、カルメネールから造る赤ワイン「Tarapaca Gran Reserva Black Label Carmenere」(8,800円)。※最初の画像真ん中。このブドウ品種は晩熟で、若干ワイルドさや青っぽさが残るワインになることもあるのですが、タラパカのカルメネール100%のワインは上品な造り。スミレのお花、ジューシーな黒系果実とミントなどハーブの爽やかなニュアンス。
タラパカは、サステナビリティにも力を入れていて、生物の多様性を保つために、広大な土地には、動物を放し飼いにしたり、木を植えるなど、より健全な畑作りをしているそう。
ぜひタラパカを飲んで、チリのポテンシャルを感じてみてください。