文/山田 久美子
広島県福山市のJR福山駅から徒歩10分の商店街の中にあるアーバンワイナリー、「福山わいん工房」。 約0.7ヘクタールの自社葡萄園と福山の葡萄農家さんが栽培するマスカットベーリーAをメインに、スパークリングワインに特化して2016年に初醸造を行い、2024年で9年目を迎えました。
ところがなんと、2024年2月、民間企業の土地買収のため家主よりワイナリー立ち退きを言い渡され、7月31日に完全退去(ワイナリー閉鎖)を余儀なくされてしまったのです。
家主より補填された微々たる資金では、ワイナリーを立ち退くための費用、2024年シーズンの醸造ができないための営業補償、当面の運転資金などは到底まかなうことができませんでした。
今後も愛する福山の地でワインをつくり続けていきたいと、心より願っている「福山わいん工房」のオーナー夫婦。
「愛する福山の地で、もう一度ぶどうを育てワインをつくりたい」
この強い想いを持って熟考し、クラウドファンディングで応援・支援を募るプロジェクトを立ち上げられたとのこと。
「よっしゃあ、その心意気に賛同する!」皆さんへ、以下クラウドファンディングの概要です。
https://readyfor.jp/projects/fukuyamawinekobo
※クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、突然の退去要請により閉鎖を余儀なくされたワイナリーの再建に向けたクラウドファンディングに挑戦します。
1500万円を最終目標に、2024年10月12日(土)から12月8日(日)まで、支援を募っています。