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大試飲会?ワインフェス? ジェームス・サックリング・グレート・ワインズ・ワールド東京 10月7日東京でついに開催!

文/山田 靖

“ジェームス・サックリング”、ワインが好きな方なら聞いたことがある名前だろう。ワインショップに行き、ワインの味わい解説POPに「ジェームス・サックリングが高評価」とか「ワイン・スペクテイター誌で○点獲得」なんてお決まりの惹句を見かける。ジェームス・サックリング氏とはワインと葉巻の評論家であり、アメリカのワイン雑誌「ワイン・スペクテイター」世界屈指のワイン情報誌に育て上げた元編集長。2010年「JamesSuckling.com」を立ち上げ後、オンラインを中心に活動している。世界的なワインへの影響力を持っている評論家の一人なのだ。

ジェームズ・サックリング氏

「ジェームス・サックリング・グレート・ワインズ・ワールド(以下GWW)東京2024」はそのジェームズ・サックリングと彼の専門テイスターチームが監修し、高得点を獲得した印象的なワインを厳選。世界の銘醸地や高品質なワインを造る30の地域から150のワイナリー、260種のワインが試飲でき、もちろんその造り手も日本にやってくるという大イベント。ちなみに、プレスリリースには『参加する多くの生産者はJamesSuckling.com の「2023 年のトップ 100 ワイン」リストに掲載されており、その中には「2023年イタリアワイン オブ・ザ・イヤー」、「2023 年スペインワイン・オブ・ザ・イヤー」、「2023 年チリワイン・オブ・ザ・イヤー」など 8つの 100 点の評価を受けたワインが含まれ、参加者は、ジェームス・サックリングと一緒にこれらの希少なワインを試飲し、著名なワインメーカーの方々から直接お話を聞くことができます。』とある。また、生産者として唯一、日本人からはニュージーランドのサトウワインズの佐藤夫妻が参加するという。

このGWWはバンコク、香港、ソウル、ニューヨーク、マイアミの都市で年に一度ずつ開催されているが、アジアでの新しい開催地として東京が参加生産者からの希望が圧倒的に多く、初開催にむけてジェームス・サックスリングは何度も来日し、主要な関係者と交流を重ねて、ようやく準備が整い開催されることになったという。

参加チケットのSold Outも間近らしい、興味のある方は急げ!

このイベントのwebページには他の開催地での模様がビデオでも見られる。それを見る限りはかしこまった試飲会というよりも、フィンガーフードもいろいろと用意されワインフェスのイメージに近い。実際、当日は試飲会場にDJブースがあり、DJも入るという。 過去発言されたジェームス・サックスリングのインタビューに「ワインは音楽のようなもの」と答え、「音楽の楽しみのほとんどが音楽の知識からではなく、音楽が感情に訴えることから生まれるのと同じように、ワインを飲む人はワインを科学的にではなく感情的に考えるべきだ」と答えたという。さらに、「すべての良質のワインは“音楽、文学、愛のように”何らかの形で”あなたを感動させる”ことができるはずだと付け加えたという。
今回開催されるGWW2024はきっとそんな感動をもたらしてくれることになるだろう。

今回のイベントはワイン業界向けが原則だが、一般のワインラヴァーも参加できる。参加するトップクラスのワインから自分にとっての特別なワインに出合うことができ、そのワインを造ったワインメーカーと直接話をして、出会うこともできる。ワインラヴァーにとっては最高に貴重な機会になるだろう。
ただ、チケットは完売目前らしいので、興味のある方はお早めに!

【ジェームス・サックリング グレートワインズワールド東京2024 概要】
開催日/10月7日月曜日
開催時間/17時~20時
開催場所/グランド ハイアット 東京 グランド・ボールルーム
     東京都港区六本木6丁目10-3
入場料/一般チケット:15,000円
    28歳以下:7,500円 
    グループチケット2名:27,000円、3名:40,500円

詳細は下記を参照(外部サイト)

ジェームス・サックリング グレートワインズワールド
https://www.jamessuckling.com/events

ジェームス・サックリング グレートワインズワールド東京2024
https://www.jamessuckling.com/event/james-suckling-great-wines-world-tokyo-2024/

チケット購入サイト
https://tickets.jamessuckling.com/c/ayfk36l6

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山田_yamada 靖_yasushi

Why not?マガジン編集長。長くオールドメディアで編集を担当して得たものをデジタルメディアで形造りたい。座右の銘は「立って半畳、寝て一畳」。猫馬鹿。年一でインドネシア・バリのバカンスはもはやルーティン。

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